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 調教〜TRAIN(トレーン)〜S−5

唇と、舌と、指。
そして脚で攻められ身も心もどろどろにされた孤高の女戦士は、ついにその汚れなき精神の崩壊を目前にしていた。

「ア、アハアアアアア!もぅ、もぅ・・・ワタシッ!」

が、今回のトレーンは、ハニーが一気に登り詰める事を許さなかった。

女戦士の媚肉に淫らな刺激を与えていた脚の動きを止め、悶える乙女を焦らしていく。

「ア?アァァ?」
「あら、なぁに?」
「ウアッ、ああああぁぁ・・・」

言葉の出ないハニーに、トレーンは冷酷な言葉を浴びせる。

「欲しいの?欲しければ自分でやりなさい」
「あ、アアアアアァア!」

官能の渦に巻き込まれ、一瞬思考能力を失ったハニーは、迷うことなく自ら宿敵の脚に股間を擦りつけていた。

「アッアクゥウウウ!ダメ、ダメェヘエ!!」

口を突く言葉とは裏腹に、躰をガクガクと揺らし更なる愉悦を求めるハニー。
トレーンは女戦士の淫らな要求に含んだ乳首に歯を立てる事で答えた。

「イ、イイイイイイッヒ!!アヒッイヒィィ!!」

両手を吊られているハニーは躰中を汗と愛液でぬめらせ淫らなうねりに翻弄されていた。
白い霧に覆われた意識は、もう快楽の頂点しか見えていない。
トレーンは、紅の唇を、甘噛みしていた乳首から仰け反る首筋に移しねっとりと嘗め上げていく。
喉元の汗と涎を別の生き物の様な舌で拭い取ると、恥辱に染まる耳を攻める。
胸元から入った指はしこった尖りを責め立て脳天に電流を走らせるばかりか、溶けきっている下肢にも相乗効果を与える。
そして淫蜜を流し続ける秘芯はハニー自ら敵の脚に擦り付けられ、信じがたい快楽を送り続けてくる。
美少女戦士という名の小鳥は、羽を一本づつむしり取られる様に徐々に抵抗力を奪われていた。

「アアアアッもぅ、もぅ、ワタシッ!」

官能の階段を登り詰め、歓喜の頂点から躰を投げ出そうとしたその瞬間、またもトレーンはそれを許さなかった。
今度は完全に躰から離れていく。
完全に意識を悦楽に奪われていたハニーは、尚も夢中で腰をいやらしく揺すっていた。
そして、苦悶の表情のまま抗議の声を上げる。

「あぁぁ、そ、そんなぁ・・・」

女戦士の冷静な頭脳は完全に淫夢に染まりきっていた。
はしなたく腰を揺らし、潤んだ瞳でトレーンを見つめ淫らな要求をする。

「あらあら。あれだけあげたのに、まだ足りないの?なんていやらしいのかしら。」

トレーンは、淫靡にくねるハニーを辱める。
く、悔しいぃぃぃ!!
快楽に溶けきってはいても、心の奥底では屈辱に対する怒りがわき上がる。
にもかかわらず、もはやハニーの精神は汚辱の言葉すら快感とすり替えてしまい、その怒りの炎を消してしまう。

「そ、そんな事!・・・くぅうう、あああっ」

ハニーの悲鳴に歓びの声が混ざっている事を把握したトレーンは、恥辱の要求を、その虹色の唇から言わせようと続けた。

「イヤらしいところをべとべとに濡らしてるくせに、まだそんなに腰を揺すっちゃって。ほんとに淫乱ねぇ。この上どうして欲しいのかしら?スケベなハニーちゃん?」
「そ、そんなことぉ、うあっ、い、言えないぃぃ」
「じゃあ、そのままでいいのね?」
「あぁあ、あぁぁぁあああ!!!」

知性に溢れる貌を左右に振り乱すハニー。
もう限界だった。
精神のどこかで警鐘がなっているのだが、遠くに聞こえてしまう。
スーツのまま愛液でねとねとになった両脚を摺り合わせて暫く悶えていたが、躰の熱いうねりはそんなことでは収まらない。
淫薬による媚肉の熱い要求に耐えきれず、女戦士はあっけなく根を上げた。

「お、お願いッ!な、なんとかしてっ!!」

ハニーの口から恥辱の要求を引き出したトレーンはニヤリ、と真紅の唇を歪ませる。
その瞬間、ハニーの両腕の戒めていた光の束が解かれた。
ハニーは、力無く床に崩れ落ちる

「ああああっ・・・」

そして、冷酷な敵はなおも恥辱の選択を清楚な戦士に迫る。
「そんなに欲しければ、自分で慰めなさい」

「ッ!!!!!」

女戦士に狂いそうな快楽を与え辱めただけでは足りないらしく、気高い精神までも淫欲の底に突き墜とそうというのだ。
淫薬に冒され、陵辱に染められてはいるものの、そんな屈辱には耐えられるはずもない。
怒りでわずかながらもプライドが呼び戻される。

「ど、どこまで私を・・・だ、誰がそん・・・アクッな事をする・・・あぁもんで、すかっ・・・!」

ハニーは、戦士としての最後の誇りにしがみつき、微かに残った理性で熱く疼く躰を必死に押さえつける。
儚い抵抗を続けるハニーにトレーンは近づき、睨み付けてくるその獲物の正面に立つ。
ハニーは両腕の戒めはなくなったものの、官能に染まった躰が思うように動かない。
仰向けに転がった肢体は汗にぬめり、愛液でぐちょぐちょとなった両脚はだらしなく開いている。
歯を食いしばってトレーンを睨み付けるのが精一杯である。
トレーンはハニーをねっとりとした視線で見据え、その両脚の間に息づく恥陵に右脚のつま先を突き立てる。

「アアアンッす、すごいいいっヒィ!!」

ハニーは信じられない、という表情で貌を反らし、すらりとした太股を電流を流されたようにひきつらせる。
その上、もっとその刺激を得ようと腰を浮かせていく。

「あぁら、はしたないこと、ふふふ」

ねちねちとつま先でハニーの密壺をいたぶると、すぐに脚を引く。

「あぁ!や、やめないでぇ!」
「いやよ。自分でおやりなさい、ハニーちゃん」
「ぐ、ぐぅうううううっ!!!」

狂わんばかりに首を振り拒むハニー。
指先は震え、地面をかきむしる。
生まれて初めての経験に、女戦士の天才的頭脳は混乱している。
あぁ、いや、そんなはしたないことできない!
でも、でも、もうなにがなんだかわからくなってきたわ。
熱い欲望に精神がくじけてしまいそう。
今にも胸と、は、恥ずかしい所をいじっちゃいそう!
ダメ、ダメよハニー!!
そんないやらしいこと!!
あぁ、でも・・・!!
トレーンは地面をかきむしり躰からの淫らな要求に耐えるハニーの右手の指を掴むと火を噴きそうな胸の尖りに誘導してやり、その手の上から揉みしだいてやる。

「ほら、こうするんだよ、ハニーちゃん」
「っ!?ヒャアアアッ!?」

耐えに耐えていた躰にとって、それは決定的であった。
導かれた右手だけではなく、床を引っ掻いて耐えていた左手も自然と胸を揉みしだく。
その両手はなんとか堪えようとする意志に背き、震える乳首を擦り、つまみ、胸全体をこね回していく。
精神は完全に甘い感触に蝕まれている。
凛とした貌は恍惚とした表情となり、瞳は翳り、涎を流す口元からは子犬のように舌が覗く。

「あぁ、ああああん、いい、いいん!あふ、ううん」

胸を揉む手はますます激しくなる一方だが、躰の要求は収まらない。

ああ、いい、気持ちいい。
もう、だめ、だめぇ。
もっと、もっと欲しいの!
ハニーは頭を振り乱し自分の躰の欲深さに戸惑う。
どうしたらいいの、もっと、もっとぉ!
ハニーは一番熱い恥陵に手を伸ばそうとするが、それでもまだ躊躇ってしまう。
すでに官能に染められてはいるが、戦士としてのプライドが最後の一線を越えることを邪魔する。

「好きなところを触っていいのよ、ハニーちゃん。一番欲しいところ、わかってるんでしょ?」

トレーンはハニーのその屈強な意志すら恥辱に陥れようと、悪魔のような助言を行う。
ハニーは、その言葉に恐る恐る右手を滑らせていき・・・

「あひぃいいいいいいい!!!!」

ついにその秘部に自分の人差し指を押し込んだ。

「す、すご、すごいいいい!こんなの、こんなのってぇ!!」

両肩を床に着け、腰を思い切り突き出しながら胸と恥壺をいじるハニー。
その瞳にはすでに知性の光はない。
ハニーの痴態を見つめていたトレーンは、床に転がったままにあったハニーの愛剣、ハニーフルーレを掴むと、そのグリップを嘗め、唾液でねとねとにした。
そしてとどめを刺す為にハニーに近づく。

「あぁ!いい、いい!!もう、もう、わ、わたしいぃひい」
「イヤらしいコね、ハニー。お薬を使ったとはいえ、見てる方が恥ずかしくなるわ」
「ああ、もう、ダメなの、止まらないのほぉ!」

淫欲に堕ちた戦士を言葉でなじると、トレーンの瞳が残忍に輝いた。
握っていた剣の柄をハニーの濡れそぼる密壺に当てると、ぐっと押し込む。

「これで、お終いよ、ハニー!!」
「っ!?キャウウウウウウウ――――――――っっっっっっ!!!!!」

ハニーは声にならない絶叫を迸らせると、痙攣する太股の間にある密壺から黄金の液体を噴きながら初めての頂点に登り詰めていった。

「あ・・・うあ・・・・かは・・・・」

ハニーは、捕らえられてからずっと加えられていた陵辱でどろどろにとけてきっていたうねりを全て解放した。

「かわいいわ、ハニー。あなたをシスタージルなんかに差し出すなんで、もったいないわ。」

ハニーはビクッビクッと躰を震わせ、遠のく意識の彼方で宿敵の言葉を聞いた。

「今日はこれで許して上げる。あなたは、時間をかけてもっと可愛がって上げるわ、じっくりと、ね・・・」

蜜欲に溺れた女戦士は、ただ官能のうねりに翻弄されているだけであった。

第2部 完


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