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 調教〜TRAIN(トレーン)〜S−8b

「どうしたの、ハニー。一週間も休むなんて、心配したよ」
「あ・・ごめんなさい・・ちょっとカゼで・・でももう大丈夫だから」

翌日からハニーは、見かけ上平穏な学園生活に戻った。
1週間欠席していたハニーを気遣うクラスメイトをなんとかごまかし、努めて平穏を装う。

「ほんとに大丈夫?顔あかいよ?」
「え?・・だ、大丈夫よ・・・ありがと。本当に平気だから」

クラスメイトとにこやかに談笑し、何事もなかったかのように振る舞うハニー。
しかし、実際は四六時中責め蝕む貞操帯と媚薬の効果で、常にその躰を震わせていた。

そして、厳粛な学園の授業が始まっても、ハニーの甘い苦しみは続いていた。

「はぁ・・あぁ・・」
−だめ・・熱い・・たまらない・・だめよ・・我慢・・しなきゃ・・あぁ・でも−

授業中も先生の話に集中できない。
どんなときにも、貞操帯が秘泉にくい込んで潤んだ肉ひだに微妙な刺激を与えてしまう。
その快感を素直に受け止めるハニーの躰は、とろとろと熱い蜜を吐き出して下着を濡らしていく。
ハニーは鉛筆を握り絞めて身体の淫らな要求に抗がおうと戦う。
しかし、制服に包まれた白い肉体はハニーの努力をあざ笑うように熱く燃える。

さらに、流れ出た熱い蜜液が貞操帯にしこまれた媚薬を溶かし、秘泉を侵し戦士の身体を溶かしていった。
ハニーは抜け出すことができない、快楽の無限ループという淫ら罠に堕ちていた。

学園内であるにもかかわらず、欲情し続けるハニー。
授業が始まって数分と経たずに、魔敵トレーンクローに教えこまれた禁断の悦楽の欲望がハニーの身体を狂わせていく。

−・・あぁ・・ダメ・・そんな・・おかしく・・なっちゃう・・ンぁあ・・だめヘェ・・−

誰にも気付かれないように、もじもじと椅子の上で太股を擦り寄せて身悶える。
しかし、押し寄せる快楽への焦燥感は、その程度の刺激ではとても我慢できるようなものではなかった。

眉根を寄せて、快楽を押さえこもうと戦いつづける美少女。
だが、この戦いの行方は火をみるより明らかだった。
荒い呼吸の度に、思考にかかる桃色の霞が濃く、深くなる。
焦点を失いかけた瞳で、血の気を失い青白くなるほど握り絞めていた手を呆然と見やった。
淫らな欲望と戦っているその手には、折れる寸前までしなった鉛筆があった。
小さな細い棒を見つめ、ごくり、とつばを飲み込むハニー。

−だめ・・・だめよ、ハニー。何を考えて・・あぁ・・でも・・このままでは狂ってしまいそう・・ちょっとだけ・・だめっだめよ・・でももう・・−


静かな教室には、教科書を読む女教師の声と生徒がノートを取る音だけが流れている。
ハニーは二、三度周囲を確認すると、口の中にあふれる唾液をごくりと飲み込んだ。
数秒の逡巡のあと、欲望に負けた震える手が、鉛筆とともにスカートの中に忍びこもうとする。
小刻みに擦りあわされていた両の太股が、細棒を迎えようとして静かに左右に広げられる。
スカートの中で、くちゃあ、というひわいな音がした。


−・だ・ダメよ・で・も・・・あはぁ・・もぅ・・・もう我慢でき・なぃ・・ぁぁ・・ちょっとだけ・・ちょっとだけ・・なら・・−

荒い息をしたまま、ハニーは鉛筆をそっと秘泉にあてようとした。

「如月さん?」

女教師が声をかけたのはその時だった。

「は、はいっ」

ハニーはザッと血の気がひいた。

−気付かれた!?−

一瞬にして我に返ったハニーは、自らが行おうとしていたはしたない行為を見られたのではないかと青ざめる。

「大丈夫?顔が赤いわよ?」

しかし、教師は赤い顔をしたハニーに気付いたので、心配になって声をかけただけだった。

「だ、大丈夫・・です。あ・・りがとう・・ございます」

慌てて教師に答えるハニー。
教師は、気分が悪ければ保険室に行くように、とだけ付け足すと授業を再開した。
心配そうに見つめるクラスメイト達も、ハニーが手を振り挨拶すると安心したように微笑んで勉学に戻っていく。

ほっと胸を撫でおろすハニー。
しかし、自慰のタイミングを逃してしまった悦楽に燃える身体は、さらに美少女を狂わせ続けていく。
ハプニングによって取り戻した冷静な心も、あっという間に崩れ落ちていく。
ハニーは、それからいくらかも経たないうちに、熱い吐息をつくと再び太股を擦りあわせて身悶えていった。



最初の休み時間を迎え、早くも我慢の限界に達していたハニーはチャイムと共にトイレに駆け込んだ。
スカートを脱ぐ時間が惜しくすそをまくり上げると、貞操帯の上から秘部を弄ろうとする。
手を伸ばそうとしたスカートの中の太股は、自分でも驚くくらいに熱い蜜で濡れまみれていた。

「あぁ・あ・もう・・こんなに・・」


開いた内腿の間に、ねっとりとした糸を引く熱い蜜液が垂れる。
下着だけでは吸収しきれずに濡れ漏れる蜜液を見つめたハニーは、自分のその恥ずかしい姿にすらも欲情して熱いため息を漏らす。
溢れた蜜液はまた、革に染み込んでいる媚薬を溶かしてしまっていた。
責めが蜜を呼び、濡れては媚薬を溶かして、さらなる責めを行う。
快楽責めの無限地獄にとり憑かれたハニーは、溶けるような体が要求する強烈な欲望の前に、どのような抵抗もできなかった。
口の中にあふれてくる唾液を飲み込むと、ハニーはなんの迷いのなく革帯に包まれた秘泉に手を伸ばした。

その時、ハニーの首もとに神々しく輝くチョーカーが目に入った。

「あ・・」

それは、如月ハニーが愛の戦士キューティーハニーに変身するために使う、空中元素固定装置である。
正義の証ともいえるそのチョーカーを見たハニーは、一瞬、戦士としての理性と慎みを思い出した。

「わ・・私ったら・・なにを・・・」

頭を振って、スカートをめくっていた手を放す。
はらりと降りていくスカートを見つめたまま、ハニーは眉根を寄せてうめいた。

「だめ・・だめよ・・こん・な事に負けては・・だめ・・私は・・愛と正義を守る戦士なのよ・・淫らな快楽に負けるわけには・・いかない・・」


自分に言い聞かせるように、決意を口にするハニー。
しかし、冷静な心は取り戻しせても、熱い体は一向に治まらない。
震える指を口に加え、強く噛み絞めて欲望に絶えようとするハニー。
そうしている間も、溶けた秘泉からあふれた蜜が白い下着を濡らして内腿を伝っていく。
蜜の流れは、2すじ、3すじとなり、太股からふくらはぎを伝い、ひきしまった足首を濡らして靴下にシミをつくる。

「はぁ・・あぁ・・そ、そうだ・・この雫は・・拭き取らなきゃ・・いけないわ・・ね・・」

ハニーは、そうつぶやくとハンカチをもって少しだけスカートをめくった。

「拭くだけよ・・でなければ、しみができてしまう・・だから拭くの・・そう・・なにも・・いやらしいことなんて・・・」

うわずり震える声で自己弁護するようにつぶやく。
そしてゆっくりと、二本の太股の間にある、熱い秘泉を覆う黒い革帯に手を伸ばした。


その瞬間。

「あひっ!?あっ!ぁああっあはぁっっ!!」

峻烈な快感が少女の身体を貫いた。
貞操帯ごしのわずかな刺激が、必死で欲望に耐えていたハニーに強烈なまでに甘く残酷な快楽を浴びせかけたのだ。
ひととき効果を発揮したハニーの崇高な精神の堤防は、ほんの一瞬の、はしたない快感の前にあっという間に決壊してしまった。
理性の堤を簡単にうち破った快楽の激流は、ハニーの戦士としての謹みまでもあっけなく飲み込んでいく。
ハニーは、一度は降ろしたスカートをめくり、先程ためらった貞操帯の上からの自慰を、激しく、休むことなく行う。

「いいっ・・イヒぃいっ・・あぁぁああっ」

聞くに耐えない汚らわしい水音をたてるハニーの指。
快感に砕けた腰が、力なく崩れ落ちていく。
トイレの狭い個室で、唾液を垂れ流し、うつろな瞳で悶絶する金髪の美少女。

「あぁあ・・いぃ・・おっおかしく・なるふぅう・・」

授業中ずっと我慢していた快楽を、一身不乱に貪り続けるハニー。

我慢を強いられていたのは秘泉だけではない。
豊かな膨らみを持った二つの胸も、欲望が詰まったかのように張りを増して甘い刺激を待っていた。
秘部をいじる右手を、例え1秒でもそこから離すことが惜しかったハニーは、愛撫を要求する乳房には左手をさし向けた。
快感に震える指では、白いシャツのボタンがうまく外れない。
もどかしげにボタンをいじっていたハニーの左手は、じれたようにしてシャツのすそを荒々しくまくりあげ、黒革に縛られた乳房を思い切りこねまわした。


「あぁアあっ・・っっつぅう・・んンンぅうっっ・・」


ハニーは淫欲の中に溺れていく。

しかし、やはり絶頂には手が届かなかった。
休み時間はあっというまに過ぎていく。
悦楽の泥沼にしずんだハニーは、チャイムの音が聞こえてもなおしばらくの間、はしたない自慰を止めることができずにいた。




その後、ハニーは休み時間の度にトイレに駆け込んだ。
しかし一度たりとも欲望を満たすことができずに身悶えるだけであった。
毎回履き替えていた下着は1時間の授業中にすぐに愛液まみれとなっていた。
数枚持ってきた換えの下着では足りず、午後からは下着にハンカチをあてがって対応せざるを得なかった。
そのハンカチも、次の休み時間までのつなぎにしかならない。

「あぁっ・・ハンカチ・・も・・ぐちょぐちょに・・なって・私の体・・どうなっちゃったの・・ああ・・どうしたらいいの」

水を吸い込んだスポンジのように握れば蜜液が溢れるハンカチを呆然と見つめるハニー。
いけないと思いつつ、その布きれを口に含んでしまっていた。


「あぁっ・・いやら・・しい・・だめよ・・ハニー・・しっかり・・しなさい・」


しかし、快楽に絡め捕られたハニーはその言葉とはまったく逆に、自らが行う淫らな行為に溺れていく。
自分の愛液を口にすると、ハニーは我知らず痴女モノAV女優のように、溢れる唾液とからめて喉の奥まで流し込んでいた。
熱く、湿った喘ぎ声が狭い空間に響きわたり続ける。
恍惚とした表情のハニーは、自分の行動を把握できない程までに欲情し続けていた。
如月ハニーはトレーンクローの仕掛けた罠にはまり、淫欲に沈んでいく。


正義の戦士・キューティーハニーを縛り付ける快楽の罠。
それは、恐ろしいまでに巧妙に、そして幾重にも張り巡らされていた。


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