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 第4章 乙女の狂乱 -4-

それからも、薫は恥ずかしい目に遭い続けた。

墨と紙で性器の拓本を取られた。
導尿により、強制排泄させられた。
性器に筆をつっこまれ、その筆で文字を書かせられた。

薫の答えはことごとくはずれた。
その度に、薫の羞恥心を煽るような責めを受けた。

薫は再び全裸のまま大の字になって拘束されていた。

「ふふん。わざわざ恥ずかしい目にあうように答えるとは、お嬢ちゃんは実はスケベなんですね」

縁の言葉に、薫は無言で顔をそむけた。

「まあ、いいでしょう。次はろうそくです。さて、どうすると思います?」

薫はどう答えようか考えた。さっきから、自分の考えの裏、裏となっている。
縁がなにをしたいかは、乙女の薫であっても想像がつく。
今度こそは外したくない。
しかし、これほどはずれると・・・。
薫はふと1つの可能性に気づいた。

「その前に、一つ聞いていい?その紙芝居に答えはいくつ入っているの?」

その言葉を聞いて、縁は軽く鼻で笑った。

「ふふっ。やっと気がつきましたか。ずいぶん遅かったですね。お嬢ちゃんの言われるように、答えは2つ入っているんです。」
「卑怯者!」
「卑怯でも何でもないですよ。答えが一つとは言っていませんからね。見破られたのですからこれで終わりにしますけど、それまでずいぶん楽しませてもらいましたよ」

薫は顔を真っ赤にして顔をそむけた。

「じゃぁ、正解のご褒美をあげましょうかね」

縁はポケットの中から小さな瓶をとりだして口を開けた。そして、薫の方に近づきながら右手の指先にねばねばしたクリームをすくい取った。

「これは何だと思いますか?あ、当たっても関係ないですよ・・・。わかりませんか・・・まあいいでしょう。いずれは身をもってわかるでしょうが媚薬ですよ」

そう言うと、縁は薫の股間に手をやって、左手で下の唇をこじ開けると、右手にすくい取ったクリームを性器になすりつけた。
薫は声を出しかけたが、なにを言っても無駄なのは十分わかっているので、身体を堅くして耐えていた。

数分後、隅々にまでクリームが塗りつけられた。

「さて、お嬢ちゃんには天にも昇るような気分になってもらいましょう」

縁は薫が貼り付けになっている台に上った。そして、薫の上に馬乗りになると、薫の乳首を口に含んで舌で転がした。

「・・・いや・・・」

薫は思わず声を出した。しかし、縁はそれにかまわず両手と口を使って薫の全身を愛撫した。乳首や性器はもちろん、うなじや足の指の間、あるいは耳の穴まで、時間をかけてゆっくりと刺激していった。

当初、薫は鳥肌が立ちそうな嫌悪感を感じていた。しかし、だんだん、身体の中心があつくなってきた。それとともに、股間に、今まで感じたことのないむず痒さを感じ始めていた。

愛撫は二刻ほど続いたであろうか。薫の全身にはうっすらと汗がにじんでおり、息づかいも心なし荒くなっていた。

「さて」

縁は愛撫をしながら言葉を続けた。

「お嬢ちゃんの感じるところは全部把握できましたよ。たとえばここと・・・ここと・・・ここでしょ」

縁が身体を触るたびに薫はピクンと反応してしまった。

「ほらね。それじゃあ本番に移りますよ」

そういうと、縁は薫の性感帯を重点的に責めはじめた。それはそれまでとは比べ物にならない責めだった。さわる部分、さわる部分、薫の弱いところを的確に責めてくる。薫は一瞬の休みもなく耐えなくてはならなかった。

薫の理性はとぎれとぎれになっていた。この快楽に身を任せたい、という感情を懸命に押さえていた。

しかし、それも限界が近づいてきた。意識が真っ白になってきた。その向こうには、薫はそれまで経験したことがない「絶頂」が待っているはずだった。

不意に縁は愛撫を止めた。
薫はほっとした。もう少し愛撫が続いていれば、薫の理性は耐えきれず、快楽に身を任せていたからだ。
しかし、それは地獄への一里塚だった。

To be continued.


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