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 第6章 乙女の屈服 その2

薫は目を覚ました。相変わらず姿勢はそのままだったが、顔に痛みがない。交互に目を閉じてみるが、どちらの目も無事のようだ。

「お目覚めですか、お嬢ちゃん」

薫の頭の上のほうから声がして、縁が顔を出した。

「まさか、一見してすぐにばれるようなところに傷をつけるわけないじゃないですか。ナイフは台の上においておいたんですよ。それなのに・・・また小便を漏らしてくれて、締まりのない下半身ですね。服にまでかかってしまって、掃除が大変だったんですよ」

確かに縁は服を着替えていた。薫は赤面した。意識がなかったとはいえ、こんな相手に二度も排泄行為を見られたかと思うと非常に屈辱的だった。縁はそれにかまわず台の上に上がり込んだ。

「どうせやるのなら見えないところにしますよ。たとえば乳首を切り取るとか・・・」

そういいながら、薫の右の乳首を引っ張ると、乳首にナイフを当てた。

「ヒッ」

薫は思わず悲鳴を上げたが、縁はそれにかまわず言葉を続けた。

「あるいは・・・おっぱいを丸ごと切るのもいいね。それとも・・・」

そういいながら、ナイフの先で皮膚をなぞるようにして、乳房からへそをとおって恥丘まで移動させた。そして、割れ目からちょっと顔を覗かせているクリトリスと引っ張り出すと

「あるいは、これなんか切り取ってあげましょうか。淫乱なお嬢ちゃんのスケベじゃなくすにはちょうどいいでしょ」
「あっ・・・」

そう言いながらクリトリスにナイフをあてて刃を寝かせてから左右に動かす。
薫は恐怖のあまり声も出せず、身じろぎもできなかった。

「それとも、ここを広げてあげましょうか」

今度は、割れ目を広げると、ナイフの先を膣にいれ、ナイフをゆっくりと回転させた。

「それとも、ここもいいかな。ここの周りの筋肉を切ると一生垂れ流しでおむつをあてた生活になるらしいですから」

ナイフを抜くと、今度はナイフの先でアヌスをつつく。薫の肛門がひくひくとうごめく。

「ほら、力を抜かないと危ないですよ。自分で切るんですか」

薫はあわてて肛門の力を抜く。縁はナイフを左手に持ち替えて、右手で台の上においてあった何かをつかんだ。

「それでですね・・・いろいろ考えたのですが、やっぱりこれしかないでしょ」
「うっ」

薫は思わず呻いた。縁は薫の腰の側の台においてあった注射器を薫の肛門に突き刺していた。

「ほら、力を入れて先が割れると垂れ流しですよ」

そういわれると薫は肛門を締めるわけにはいかなくなった。

「これが何かわかりますか?」
「・・・」
「浣腸ですよ、浣腸。先ほどはおしっこを漏らしたところを見せていただきましたから、今日はもう一つの方を見せてもらおうというわけです」
「・・い、いや、許して、いや! それだけはいや!」

To be continued.


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