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 第2章 さくら 屈辱

1.身体検査

 さくらは、全身に虫がはい回るような感触で目を覚ました。両手、両足を動かそうとしても動かない。目を開けてみると驚くべき光景が目に入った。さくらは全裸のまま、両手両足を分娩台のような台に固定されていた。当然両足は大きく開かれ、手も万歳をするような格好で固定されていた。そして、4人の男達がさくらの身体を調べまくっている。
「右の耳の穴に若干の耳垢あり」
「左の鼻毛の長さは最高で2mm」
「い、イヤ、止めて、何してるのよ!」
さくらは声を出して抗議するが男達は全く気にもとめず作業を続行している。
「乳首の乳輪の大きさは左19mm、右21mm」
「クリトリスの長さは31mm」
男達が読み上げるたびに、さくらの顔は羞恥で真っ赤に染まっていった。身長、体重、スリーサイズぐらいは測ることがあるが、そんな恥ずかしい部分の数値を、はかられたことはないし、また、それを声に出して聞かされることもないからだ。
「イヤ、イヤ、止めてよ、この変態。聞こえないの?」
真っ赤になりながらさくらは抗議するが相変わらず男達は気にもとめない。
「乳首の長さは平常時8mm」
「肛門のしわの数は18本」
一人の男が次々とメモをしている。
「乳首と乳首の間隔は238mm」
「性交体験はなし。処女。処女膜の色はピンク」
結局、さくらは全身の恥ずかしい部分の数値をすべて記録されてしまった。記録終了とともに、男達はさくらの身体に電極のような物をつけはじめた。
「こ、今度は何をするの、やめてよ」
電極のような物は何かの機械に接続されており、そこにはメーターがついていた。
一人の男が羽箒を持ってさくらの身体に刺激を加えはじめた。男はまず、さくらの右の乳首を羽箒で触った。
「右乳首、感度3」
別の男が読み上げ、先ほどからメモを取っている男が再びメモを取る。
(何をしてるのだろう?。電気を流されなくて良かったけど)
さくらははじめはわからなかったが、だんだんと何をはかっているのかがわかりはじめた。どういうしくみかはわからないが、どうやらさくらの性感帯を調べているのだ。さくらが昔から耳に息を吹きかけられるのに弱かったが、そこは感度4であったし、逆に脇腹などはくすぐったいだけなので感度が低かった。
 当然、触るだけではなく、胸をもむとどうか、乳首をなめるとどうか、といった細かな場合もすべてはかりはじめ、さくらは全身のどこが感じるか、ということまで調べられてしまった。


2.快感体験

 男たちはさくらの全身についていた電極のようなものをはがし始めた。
(これで終わりかしら)
さくらはそう思ったが、そう甘くはなかった。
 男たちはさくらの周りに立つと、先ほどのデータをもとに、さくらの感じる部分を攻め始めた。うなじを羽で刺激する、乳首を舌で転がす・・・

「あ、いや、やめて、やめてよ」

さくらは嫌がるが、その言葉もだんだんと弱いものになっていった。すでに乳首はピンとたっており、股間もじんわりとぬれ始めたのを自覚していた。程なく声の中に喘ぎ声が混じり始めた。

「あっ・・・い、いや・・・やめ・・・あっ、あっ・・・」

さくらは自慰の経験は無かったが、男たちの愛撫が絶妙でどんどんと高みに達していった。身体の芯が熱くなり始め、身体が自分のものではないような感じであった。

「あっ・・・あっ・・・い、いや・・・ああっ、ああっ・・・」

心の片方では、見知らぬ男たちの手でイカされることは恥ずかしいことだから我慢しなければ、と思う反面、この快楽に身を任せたい、という心も芽生え始めていた。

「ああっ・・・あっ・あっ・・ああっ、ああっ・・・」

(あ・・・これがイクってことなのね・・・)
さくらは心の片隅でそんなことを考えた。頭の中が真っ白になろうとした瞬間、男たちはいっせいに手を引いた。
(あっ、終わったの?)
さくらはイカされずに済んでほっとした反面、ちょっと残念な気もした。しかし、それは序曲に過ぎなかった。


3.快感拷問

 男たちはさくらが一息つくのを見計らって、再び性感帯に刺激を加え始めた。感じるところがわかっているため、さくらはあっというまに絶頂寸前まで達した。
 しかし、男たちはそこで手を止める。
 上り詰めるのが急な分、通常の愛撫に比べ、「イケなかった」回数の密度が濃い。それまでは身体を硬くして動かなかったさくらだが、無意識のうちに、徐々に腰を振り、胸を突き出し、何とか絶頂に達しようとしはじめていた。
 しかしイケない。ついにさくらは

「あっ、ああっ、いや・・・やめないで・・・ああっ」

と、声に出して愛撫をせがんでしまった。一旦、堰が止まると、もう我慢できなかった。

「も・・・もっと・・・お・・・お願い・・・」

それでも男たちの態度は変わらない。絶頂を迎える寸前に手を止めてしまう。ついにさくらは半狂乱になって、恥ずかしげもなく叫び始めた。

「お願い、イカせて!お願い。もっと強く揉んで、もっと強く刺激して!」
「あっ、あっ、そう、そう。そこ。そこ。もっと、もっと!」
「あっ、イヤ、やめないで、お願い、イカせて!」

 いつのまにか、さくらの痴態を、一人の女性がビデオにとっていた。さくらはその女性の存在に気が付いていない。
 小一時間も続いたであろうか。さくらの全身はほんのりと紅潮し、珠のような汗がにじみ出ている。目はうつろ。口は半開きで、よだれをたらしながらも「お願い・・・イカせて・・・」と繰り返しつぶやく。

 何十度目かの小休止の後、男はさくらの両腕の拘束を解いた。さくらは狂ったように乳房を揉み、股間を刺激した。しかし、すでに小一時間、4人の男によって受けた絶妙の刺激に比べると、未通娘のたどたどしい愛撫は刺激に欠ける。

「あん・・・あん・・・ああん・・・」

さくらは一生懸命刺激するが、4人の絶妙の刺激になれてしまった身体はなかなか高みに達してくれない。

「あん・・お願い・・・続けて・・・ああん・・・胸を揉んで・・・」

さくらは男たちに懇願するが、冷ややかな目で男たちはさくらの痴態を眺めている。
 それでも30分後。さくらはどうにか自力で絶頂を迎えることができた。

「あっ、あっ、いく、いく、ああああぁぁぁ・・・」


4.宿敵出現

 夢うつつのさくらは、男たちが再びさくらの両手を拘束しようとするのをなすがままにしていた。まだ絶頂に達した余韻が残っていたのだ。
 まだ半分呆けているさくらに、女性が声をかける。

「はじめまして、真宮寺さくらさん」
「・・・?あ・・・あなたは・・誰?。ここは・・どこなの?何の目的であたしをさらったの?」
「意識がはっきりしてきたようね。私の名は水狐。帝都を我が物にせんとする秘密結社の一員。つまりあなたの敵ね」
「え、えっ。じゃあ、あたしをさらったのは・・・」
「あなたに自殺してもらうためよ」
「!」
「つまりね。あなたがいるとわれわれの計画の邪魔なの。といって、殺してしまうと「弔い合戦だ」、つかまっていると「救出だ」と、士気があがっちゃうのよ。自殺だと、「何で自殺なんか・・・」ってことで士気が下がるでしょ。だから是非自殺してほしいわけ。でも自殺の偽装って難しいの」
「だ、誰が自殺なんか・・・」
「いつまでそう思ってられるかしらね」
「あなたの思うようにはならないわよ。正義は必ず勝つんだから」
「まぁね。なんでも、大股開いて、股間から愛液を垂れ流して、今絶頂に達したばかりです、なんて姿でそんなこといってもねぇ。わらっちゃうわよ」

水狐は笑いながら、つぎの責めを加える準備をしていた。


5.拷問開始

 水狐は、手に筒状の器具を持っていた。

「これ、なんだかわかる?」
「・・・?」
「さくらさん、子供のときにお母さんにされたことない?かんちょうって」
「か・・浣腸・・・い、いや、いや、やめて」

水狐はさくらの腰に左手をまわすとノズルを肛門につけた。さくらは首を左右に振って拒否するが、両手両足を固定されているため、肛門に力を入れるぐらいしか抵抗するすべはない。しかし、普段使っていない筋肉なので長いことは力を入れていられない。力が抜けた隙をつかれ、肛門にノズルが入る。

「うっ!」
「気分はどう?」
「・・・」
「この浣腸器は特殊なつくりをしてるの。あとでその効果を教えてあげるわ。量は40ccぐらいでいいわね・・・。」

さくらは腸の中に異物が入ってきたのを感じた。

「さあて、いつまで持つか楽しみだわ。あ、そうそう。さくらさんが希望すれば、さくらさんが排泄しているシーンをビデオにとって大神少尉に送ってあげるけど、どう?」
「ば、ばかなこと言わないでよ。あたしはそんな変態じゃないわよ」
「あ、そう。その言葉覚えておくわよ」

そういうと、水狐は浣腸器を抜き、傍らに置いてあった椅子に腰掛けた。

「量が少ないから時間がかかるけど・・・ゆっくり楽しませてもらうわ」

To be continued.


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