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 第4章 ひとみ2

1.

男たちが部屋に入ると、ひとみはサドルに腰掛けていた。
なにやら上気しており、息遣いが荒い。
全身にうっすら汗をかいている。

  ※

はじめ、ひとみは意地でも座らないつもりであった。
しかし、中腰の姿勢で耐えるのは限界があった。
そこで、どうにかして2本の角を避けて座ろうと思った。
だが、座ろうとすれば、どうやってもぶつかってしまうことがわかった。
すでに処女ではないひとみは、どうすれば座れるかの見当はついていた。
ただ、そのふんぎりがつかなかったのだ。
限界が刻々と近づく。
ついにひとみは自らの意思で、肛門と膣に2本の角をくわえ込むような形で座ることを決意した。
座った瞬間、
「!」
角が動いた。サドルに重みがかかると、角が微妙に動く仕掛けになっていたのだ。
ひとみはサドルから降りようと思った。
だが、すでにひとみの足は限界であり、角を抜くほど足を上げることが出来なくなっていた。
ひとみはあきらめて、サドルに腰をどっかりと下ろした。
当然、角が膣と直腸を刺激する。
はじめは単に気持ち悪いだけであった。
しかし、次第にそれが心地よく感じられ始めた。
そして、ついには、自らの腰を動かして、より強い刺激を求め始めてしまった。

 

2.

「おや、お楽しみでしたか」
男たちに声をかけられて、ひとみは我に返った。
それと同時に、自分の恥ずかしい姿を見られていたかと思うと、顔を紅潮させた。
「何かしゃべる気になりましたか?」
ひとみは無言で首を左右に振った。
恥ずかしくて声が出せなかったのだ。
「じゃあ、もうちょっと楽しんでもらいましょうか」
年上の男はスイッチを押した。サドルが20センチほど上がり、脚が床から離れ、自力では下りられなくなってしまった。
同時に、角の動きが急になった。
微妙なタイミングで、膣と直腸をはさんで刺激を加える。
「まったく、羞恥心の無いお嬢さんですね。自分でバイブをくわえ込んでもだえてるのですから」
「全く。J国の女ってみんなこうなんですかね」
「ほら、見てみろよ。前のほうから汁が滴り落ちてるぜ」
口々にひとみをはやし立てる。
ひとみはなんとか無表情を装うとした。
しかし、長時間刺激を加えられ官能の心に灯をつけられてしまっており、止まらなかった。
「お、みろよ。そろそろいくぜ」
「他人に見られながら絶頂を迎えるって、露出狂なんですかね」
そのようなはやし声がひとみに聞こえたかどうか・・・。
「い、いっ、いっ・・・あっ・・・あっ・・・あーーーーーーーーー」
ひとみは目の前が真っ白になり絶頂を迎えてしまった。
見知らぬ男の前で、機械によってイカされてしまい、ひとみは恥ずかしくなった。
しかし、機械は相変わらず刺激を加えてくる。
「あっ、あっ、あっ・・・」
ひとみはふたたび高みに達しようとしていた。
「おや、もう一度ですか。ずいぶんと感度がいいんですね」
「よほどやりまくってるんじゃねえか」
2度目の絶頂は、すぐであった。
機械は相変わらず刺激を与え続けている。
「い、嫌。や・・・休ませて・・・」
「それなら白状するんだな」
「な・・・なにも・・・あっ、あっ・・・言うこと・・・あっ・・・あーーー」
「おや、もう3度目ですか」
ひとみはさかりのついた猫のようにすぐに絶頂を迎える。
「こりゃ、今日は無理ですぜ」
「確かにな。続きは明日にしよう」
そういって男たちは部屋を出て行った。

To be continued


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