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 第2章 乙女を嬲る -2-

縁は別室から奇妙な椅子を運んできた。
椅子といっても鋼でできており、両手、両足、背中、額の6箇所を皮のバンドで固定するようになっている。
手と足と首は自由継手で固定されており、機械の操作で自由に動かすこともできるようになっている。
また、本来腰を下ろす部分は、尾体骨の後ろに自在継手の継手があリ、そこから足に伸びる2本の鋼材で腰を支える用になっている。
つまり、2本の棒にすわるような状態である。
現在は足の自在継手は閉じられており、逆に両手の自在継手は頭の上で万歳をするような形に固定されている。
縁は薫のそばにその椅子を置くと、両手と左足にぶる下がっている鎖を上手に操作して、両手と左足をその椅子に固定した。
その後、右手の鎖を使って右足首を固定した。
薫も腰をゆすって抵抗したが、両手足を固定されているため、やすやすと腰も固定されてしまった。
その後、縁は自在継手を操作して、肘掛付きの椅子のような形に変形させ、最後にヘッドレストに薫の頭を固定させた。

「さて」

と縁は言葉を継いだ。

「せっかく特製の椅子にすわらせてるんだから、その機能をちょっとみせてあげよう。ほら、ここにその椅子の模型があるだろ?この模型はその椅子と連動していて、この模型を動かすとその椅子も同じように動くんだよ。だから、たとえばここをこうして・・・」

そういって縁はそろえてあった模型の足の自在継手を開き始めた。それに呼応して、薫の座っている椅子の自在継手も開き始める。

「ん、んん!、んん!、んんん!!!(あ、嫌、嫌、やめて!!)」

薫は股に力を入れ、なんとか開くのを止めようとするが機械の力にはかなうわけがない。
薫の双脚の間はだんだん開いていく。あっという間に両方の足はこれ以上ない、というほど開かされてしまい、女性がもっとも隠しておきたい羞恥の茂みがあらわになっている。

「ん゛ん゛ー!ん゛!!」

薫はついに大声で泣き出してしまった。
身体全体をばたつかせているようであるが、両手足、腰、額で固定されているので膝や肘がゆれる程度である。
薫が抵抗できないので、縁は薫を思う存分いたぶることができる。
しかし、縁は薫の狂態がおさまるのを待った。
興奮している最中だと効果が薄いからだ。
幸い椅子は丈夫だし、時間はたっぷりある。わめいていられる時間もそう長くはないだろう、と考えたからだ。
はたして、数分後。薫はすすり泣きに変わっていた。
身体がちぎれんばかりに動いたにもかかわらず、椅子はびくともせず、単に薫は体力を消耗しただけだった。

「さて、落ち着いたかい?それじゃ、遠慮なくじっくり見させてもらうんだけど・・・お嬢ちゃんは自分の姿をみたいだろ」

そう言って、縁は薫の首の自在継手の位置を微妙に変え、薫の全身を写し出している姿見がよく見えるような位置に固定した。
自分の惨めな姿を薫は見たくなかった。
しかし、縁に乳首をちぎると脅されて、見ざるを得なかった。
限界まで開いた股間。
その中心に淡く生えそろう茂みと、その間にパックリと口をあけるピンクのクレバス。
見れば見るほど卑猥で惨めな姿だった。

薫が十分に見たのを確認して、縁は薫の股間に顔を近づける。

「んんー!んんんー!!」
「ほお、ずいぶんつやつやした毛並みですね。なにか特別の手入れでもしてるんでしょうかね?」
「んん!ー」
「この分だとこちらのほうも期待ができますね」

そう言って薫の秘所に指を伸ばす。

「んん!ーんん!ー」

薫が首を左右に振っているのを無視し薫の秘所を割り開いた。

「んーーーー!」
「ずいぶん、きれいな桃色ですね。つやつやしてますよ。綺麗ですねえ。今まで何人くらいの男と交わったのでしょうね」

薫は目を硬く閉じて耐える。
しかし、耳から入る縁の声で、目を閉じても熱い視線を股間に感じる。

「また、かわいらしい突起ですね。そしてあと一番大切なところを・・・どれ・・・」

そういうと、縁は手にしたへら状のものを薫の膣の中に入れると左右に割り開いた。

「ん!!!」

薫は自分ですら見たことのない内臓の奥底を他人の目にさらしてしまった。

「・・・なかなか締りがよさそうだぞ・・・と・・・ん?これは・・・へえ、お嬢ちゃん、処女だったんだ。へえー、それじゃあ淫乱の処女?、それとも処女の露出狂?いずれにせよ、変態なんだ、お嬢ちゃんは」
「んんんんん!(違うわよ)」
「何?ぜんぶそうなの?。じゃあ、淫乱で変態で露出狂の処女なんだ」
「んん、んん、んんんん!(違う、違う、違うの!)」
「大当たり?人は見かけによらないんだね。そうでなければ、あんな恥ずかしいかっこ、人前でするわけないもんね」

激しく首を左右に振りながら号泣し始めた薫を、縁はさめた目で見つめる。
(剣心、助けて!。剣心、剣心、剣心ーん)
薫にできることは、剣心が早く助けてくれることを祈るのみだった。

To be continued.


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