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 第六話:絶頂、そして...

「絶頂にイクにいけないまま、更に大量の媚薬を塗りこまれ、ドロドロにとろけきった肉体をこの巨大な張形で子宮の中までこねくりまわされる。いったいどうなるのかしら?」
「トップエージェントなんだからなんとかなるんじゃない?じゃあ真剣勝負を始めましょう。
イキたくなったら遠慮無くしゃべるのよ。」
もてあそんでいる直径5センチはあろうかという巨大な張形をながめながら、
「少し大きいかしらねえ。」
と亜美は言う。しかしその口調に静香の体をいたわるところはなく、むしろ不安がらせて精神的にも言葉でなぶろうとしているのだ。
「大丈夫よ。こんなに鍛えぬかれた肉体をしているんですもの。あそこの性能も人一倍すごいわよ。
それにこの道具、本当にすばらしいでしょう。表面は特殊な樹脂で出来ていて女のヒダにぴったり吸い付くのよ。
だからこれを奥底深くまで埋め込んでから操作するとヒダというヒダが掻き回されるの。
しかもこのイボイボ。これが出し入れされるたびに肉壁をコリコリ刺激するのよ。どう、たまらないでしょ。」
「聞いてるだけで、股間が火照ってくるわね。
静香さんもお預け食って不満そうな顔しているみたい。可愛そうだから早いとこ使ってみましょうよ。」
そう言うと麗美はその巨大な張形を静香の女の入り口にあてがった。そうしてそのままぐっと押し沈める。秘渕が無理やり拡張され、めりめりと音がしそうな光景だ。
「ひっ、う、うぐっ!」
陥落寸前の疲弊しきった体に張形の激烈な刺激は耐えきれるものではない。入れられただけでたちまち静香は昇りつめようとする。しかしまたしても絶頂寸前という状態で止まってしまいイクことはできない。
「な、なんで、あぐぅ...」
「はははは、苦しむのよ、のた打ち回るのよ。共和国に立てついた雌犬め。
お前に残された道は全てをしゃべって私達の前に最後の恥をさらすしかないのよ。」
「ふふふ、この薬をこれだけ塗られて耐えられるわけないじゃない。
さあ、早く屈伏してしまいなさい!」
そう言って亜美はぐりぐりと乳首をいたぶる。
「ひ、ひぐぃ...、ぐっ...」
性感帯から与えられる強烈な快感に静香はたまらず身を仰け反らせる。汗にまみれた肉体と、花蜜を垂れ流す秘められた部分からは、むせぶような女の芳香がただよう。
「ほうら、ほら。もっとよ、もっと。」
巨大な張形を操る麗美は静香の内部にそれを遠慮無く叩きこむ。
張形はすでに内部にいやというほど塗りこまれている媚薬を拡散し、肉壷のすみずみにまでしみこませる。
もちろん張形自体からも与えられる刺激も尋常なものではなく、静香の女の部分は悲鳴をあげつづけるのだった。

もはやこれらの刺激にあらがえる体力すら残っていない静香はたちまちイキっぱなし同然の状態に陥る。正確にはイケないので絶頂の一歩手前で寸止めされたような状態が延々続いているのだ。張形の一押し一押しが静香の理性のからを破り去る。
それに加え絶頂に達することの出来ない悶々としたやるせなさが次第に強まっていき、新たなる強敵となって静香の前に立ちふさがるのだ。

全身をぴくぴくと痙攣させて、あらい息を上げることくらいしか出来ない静香。与えられる快感に抵抗することもできず、絶頂寸前で蛇の生殺しのようにイクにイケないという責めは女の生身にとってはもっとも過酷なものだった。こればかりはいくらトップエージェントといえども鍛え上げようがない。
既に肉体は大量の媚薬に完全に狂わされ、残された精神もいくら強靭といえどもおのずと限界があった。

もう、ダメかも....

わずかに残された理性が弱音を吐いたとき、口から思わず言ってはならない言葉が漏れた。
「くはぁ、...お願い、も、もう、やめて...」
「ふざけたこと言ってるんじゃないわ。あなたが言うべきなのは帝国の情報だけよ。
余計なことをしゃべるようなら、もっともっと責めてあげる!!」
よりいっそう張形の出し入れが加速される。ジュブジュプとそれは恥ずかしい音を響かせながら静香の秘渕をえぐりぬく。

うぐぅ、も、もう、たまらない...
「わ、私...ああ、い、いや、いやよ...」
わずかに自由を許された首を打ち振って、喚きながらイヤイヤをする。その姿は凄絶だ。
ダ、ダメ、情報漏洩なんてしちゃいけない...さ、最後までがんばるのよ...
でも...
最後って、いつ...?

「あら、なにかしゃべりたくなったの?」
麗美が目を輝かせる。
「もう、がまんなんか無駄なのよ。それそれ。」
強烈なリズムで押し込まれた張形の先が子宮の入り口にぶちあたる。
「う、うぐぅあああ....、は、はなす....」
いやぁ、だ、ダメよ、絶対ダメ。静香は必死に踏みとどまろうとする。
しかし静止を求める声は次第にか細いものとなっていく。
目の前もかすみがかかったようで、もはや見えているのかわからない。それすら認識できないのだ。何もまともには考えられない。
そんな静香を嗜虐者たちは容赦無く責めつづけている。

もうどれくらい責められているだろう。媚薬を塗りたくられてからでも、既に1時間以上が経とうとしている。
静香は麗美たちの責めに反応して、体中から悦びの体液を吐き出すだけの肉人形に成り下がっていた。
体中から滴り落ちる大粒の汗、しまりない口元から垂れ流される唾液、花園から絶え間無く屈辱的な音とともに掻き出される女の蜜。それらでベッドはしとどに濡れそぼっている。
そして涙。
憎むべき嗜虐者達の責めに反応してしまう己の肉体への狂おしいまでのふがいなさ。
そして何よりも、そういう弱さを容認しつつある自分に対する悔し涙。
漏れ出る体液の分だけ、静香は自分のなかがカラッポになっていくような錯覚を覚えた。
帝国を代表するエージェントとしてのプライドもなにもかも。

「イ、イキたい...」
それを止める声はもはや静香の中には残されてはいなかった。全てが流れ出て何も残ってない肉人形。
その屈伏の瞬間。

もうどうでもいいわ....

「は、話すわ....だ、だから...」
「そう、いいコね、話せばイケるわよ。さあ、さあ!」

もはやイクことしか頭にない静香の口から帝国の組織の実態や今後の重要な作戦行動、内定しているスパイの名前までが止めど無く漏れ出る。今までたまりにたまっていたものが溢れ出すかのようだ。
何かにとりつかれたようにひとしきりしゃべり終えると彼女のなかで何かが弾けとんだ。
白い閃光。女の最奥から噴出す快美な電流。体中を突き抜ける恍惚の嵐。
かつて経験できなかったほど深い絶頂感に彼女は到達したのだった。
そのあまりにも大きすぎる代償と引き換えにして。

「ちゃんと録音している?」
「ええ、バッチリよ。」
亜美は答える。彼女たちはようやく仕事を遣り終えたのだ。もちろんこうなることは彼女達の計算どおりだったのだが。

ふと視線を下に向けると、口元からだらしなくよだれを垂らし、体を弛緩させたままの静香が転がっている。己の肉欲に屈した哀れな女の残骸。どうやらそのまま失神してしまったようだ。
「どうするの?これ。」
「そうね、もう必要無いから、肉奴隷に仕立てあげましょうか?」
「いいわね。どうせ一度イッたくらいでは、あの薬の効果は消えやしないわ。少し責めればすぐにイキっぱなしになるわよ。」
「ふふ、2人がかりで休ませることなくね。眠らせてなんかあげない。」
「快楽に溺れて、自分が誰だかわからなくなるまでね。」
「そうして私達の肉奴隷になることを誓わせるの。屈辱の契約をね。それでこの女は私達の前に身も心も屈伏したことになるのよ。」
「そうしてから、研究所にでも引き渡せばいいわ。丈夫な実験体を欲しがってたじゃない。」
「研究所って、あの肉体性能研究所?たしかあそこの所長もこの女と無関係ではなかったはずね。喜ぶわよ。」
「ふふふ、それは大変ね。あそこの研究はきついわよ。肉奴隷に陥ちてまでわが国に貢献するのがこの女にふさわしい結末ね。いままで立てついた罰を、死ぬまで自分の肉体で償うがいいわ。」

気を失っている静香の前で2人は悪魔のような会話を弾ませていた。
静香はまだ自分の運命を知らない...
その先に地獄が待っていることを。


-完-


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