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 第10章 ひとみ3

1.

男たちが牢屋に戻ってきた。
ひとみは衣服もはがれず、ある部屋へ連行された。
「どうだい?、のどが渇いてるんじゃないか?」
大男の問いに、ひとみは無言であったが、ともみと同様のどが渇いていた。
「まずは、水分を十分補給してやるぜ」
部屋には高さ60cmぐらいの台がおいてあった。
ひとみはその横へ誘導された。
「ほら。脱げ」
大男が乱暴な口ぶりで命令する。
「いや!誰がそんなことするもんですか!」
当然、素直には従わない。
しかし、多勢に無勢、3人の男たちによって全裸に剥かれてしまった。
そして、両手を後ろ手に縛られ、両足首も床のフックと結び付けられた。
ここまではともみと同じである。
異なるのは、横に置かれた台だけである。


2.

男たちはひとみを台の上に仰向けにさせた。
台が肩のあたりまでの大きさなので、首は台の外にある不安定な状態である。
足首、身体、頭が、弧を描くような状態で、胸と秘所を突き出すような態勢である。
「じゃあ約束どおり」
大男は、あごをつかむと、軽く半開きになっていたひとみの口を大きく開け、そこに漏斗を突っ込んだ。
「あ・・あい(な・・・何?)」
大男はひとみの言葉を無視して、漏斗に水を流し込んだ。
飲まないと息が出来ない。
ひとみは大量の水をどんどん飲んだ。
おなかの中は水でいっぱいになった。
「もういらない」
そう言いたいひとみであったが、声を出そうとしてもその間にも水がどんどん入ってくる。
(もう飲めない)
そう思っても、どんどんと注がれる水。
ひとみのお腹は、まるで妊婦のように膨れた。
(もう限界!お腹が裂ける!)
そう思った瞬間、漏斗が外された。
大男はひとみの髪の毛を乱暴に引っ張ると、ひとみを立たせた。
「どうだ?満足したか?」
「こんなに飲ませて何の真似よ?」
「苦しいかい?」
「あたりまえでしょ」
気丈にも言い返すひとみ。
「そうか。じゃあ減らしてあげるぜ」
大男はそういうと、ひとみを台の上に腹ばいの状態にさせた。
先ほど同様、足は固定されているので、台を抱くような態勢である。
「そーらよっと」
台の上に上がった大男が、ひとみの胃の後ろあたりを強く押す。
げーーー
満杯まで詰まっていた胃を押され、胃袋の中の水がのどを逆流して口から出る。
そもそも、食道は物を飲み込む構造であるので、吐き出すのは非常に苦痛である。
ひとみの食道が胃液でただれ、口の中はすっぱい味がした。
「おや?出しすぎたか?もう少し飲ませてあげよう」
「い、いらないわよ。やめて!」
「遠慮することはないですよ」
大男はひとみをひっくり返して仰向けにした。
今度はひとみも容易には口をあけなかったが、鼻をつままれ、引っ張られたので口をあけざるを得なかった。
そこへ、真中に金属の輪のついた猿轡をはめさせられてしまった。
これで抵抗できなくなってしまった。
限界まで水を飲まされ、無理やり吐かされる。
何度も同じ責めが繰り返された。
ひとみは次第にぐったりなってきた。
はじめの頃は、あお向け、うつぶせにされまいと抵抗したが、最後はされるがままに体位を変換させられた。
ひとみがぐったりなっているのを見て、大男は猿轡を外した。
「どうだ?吐く気になったか?」
「・・・知りません。本当なんです・・。」
ひとみは力弱くそう言う。
「ともみさんによると、あなたは時々一人で部屋を抜け出して単独行動をしていたらしいですね。何をしていたのですか?」
年上の男が言葉をはさんだ。
「・・・それは・・・スパイじゃありません。」
「それじゃあわかりませんね。続けましょうか?」
「わ、わかりました。い、言います。友達と会っていたんです」
「そんなに友達がいるのですか?その友達って男ですか女ですか」
「・・・男の友達です」
「そこで何をしていたんですか?」
「そ・・・それは・・・それはプライバシーの侵害です」
「スパイにプライバシーもくそもあるか!。よほど水が飲みたいらしいな」
大男がいらだった様子で口を出す。
「あ・・・あの・・ボーイフレンドがこの国にいるんです」
「何という名前ですか?」
「・・・・・さんといいます」
「ほぉ。で、何度もあっては秘密の情報を交換していた、というわけですね」
「い、いえ・・・違います」
「会うだけでしたか?会って何をしてましたか?」
「そ・・・それは・・・」
「言えませんか?言えないような悪いことをしていたんですね」
「い、いえ・・・セ・・・セックスしてました」
「体位は?」
「そ・・・そんなこと・・・」
「あとで、彼のところにも聞きに行きます。それと矛盾していたら嘘を言っていることになりますから」
「お・・・主にはせ、正常位です。い・・・1回だけ・・・ふざけて騎乗位を・・・」
その後、愛撫のされ方、性感帯、彼の性器の長さや太さ、といったことを微にいり細にいり述べさせられた。


3.

「なるほど、よくわかりました。じゃぁ、彼のところに事情聴取に行ってきますから、その間に食事でもしていてください」
そういうと、ひとみを別室に連れて行った。
ひとみは昨日から全く食事を取っていないので、非常に空腹であった。
部屋を開けると、多数のテーブルの上に無数のご馳走が並んでいた。
(えっ!こんなに豪華なご馳走を?無実が証明されたのかしら?)
ひとみは一瞬、そう考えた。
しかし、現実は甘くは無かった。
「逃げるといけませんからね」
そういうと、両足首を再度鎖で結んだ。
そして、どこからか、半径1メートル位の円盤を持ってきた。
円盤の中心には半径20センチ弱の穴が開いており、その左右にも1つづつ、5cmくらいの穴が開いている。
そして、中央の穴の周りだけが15cmほどの厚さになっている。
留め金を外すと、真中から半円形に2つに分かれる構造になっている。
男たちは、ひとみの首を真中の穴に入れ、左右の手首を左右の穴に入れ、再び留め金をかけた。
ひとみは首に巨大な円盤をつけた状態である。
「では、ご自由にごゆっくりお食事を」
そういい残して、男たちは部屋を出て行った。
ひとみは男たちがいなくなると、やや早足でテーブルに近づいた。
机の上には山海の珍味が並んでいる。
さて、どうやって食べよう・・・。
手を使う・・・手が届かない。
直接かぶりつく・・・円盤が邪魔して、食物に口が届かない。
皿を足で端に寄せても、円盤があごのすぐ下にあるので、あともうちょっとのところで口には届かない。
空腹で、目と鼻の先にご馳走がありながら食べられない。
ひとみも、ともみと同じように手を変え品を変え、一口でも食べようともがいていた。

To be continued


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