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 第8章 2日目の朝

1.

まんじりともしない夜が明けた。
衝撃的な出来事だったので、ただでさえ、眠れないところに加え、牢屋には電気がこうこうとついていた。
また、二人が意識を取り戻した後は、やかましいぐらいに音楽が鳴り響いていた。
寝ないとまずい・・・と思いつつ、とても寝られる環境ではなかった。
当然、逃げようといろいろ探したが、鍵が掛かっている牢屋からは逃げられそうな状況ではなかった。
二人でいろいろ話し合ったが、結局は明日に備えて休もう、ということになった。
といっても、うるさく、明るいので耳をふさぎ、顔を下にして、寝られないまでも、少しでも体力を回復しようとしていた。

2.

時間は10時頃であったろうか。
男達が牢屋に入ってきた。
「どうです?ゆっくり休めました?」
二人は無言で男達の様子をうかがう。
「さて、一夜明けましたけど、自白する気になりましたか?」
「もう、何度言わせるのよ。私たちは無実なの。ここから出してよ」
気丈なひとみが言い返す。
「おや、少しは体力が回復したようですね。昨日は自分からバイブレーターをくわえ込んで何度も絶頂に達していたので、ちょっと心配したんですよ。気持ち良かったですか?」
「そんなこと関係ないでしょ?」
そう言うひとみだが、顔を真っ赤に紅潮させた。
「そうですか?股間から愛液をだらだら垂らして、人の言うことすら聞こえないぐらいだったんですからね。乳首をビンビンに立てて、あえぎ声も・・・」
「イヤ!」
「止めて!」
ひとみが耳をふさいでしゃがみ込んだのを見て、思わずともみが口を挟む。
「おや、みみずに身体全身を触られた感触はどうでしたか?乳首といい、おまんこといい、みみずの粘液でどろどろでしたよ」
「嫌!」
ともみも、昨日の記憶を呼び覚まされて思わず耳をふさいだ。
「素直にしゃべれないのなら昨日と同じ目に遭って貰いますけど・・・しゃべってもらえないんでしょうかね?」
「それなら、まずはともみさんから・・・」
そういうと、牢の鍵を外し、ともみを無理矢理外に連れ出した。
ひとみが気丈にもかばおうとするが、男達に突き飛ばされてしまった。
ともみを外に連れ出すと、再び牢に鍵を掛けた。

3.

「そうだ。どうせ裸にするのだから、ここでお友達にも見せてあげましょう」
ともみは仰天した。
どうせ裸にはさせられるだろうとは覚悟していたが、友人のひとみの前で裸にさせられるとは考えてもいなかった。
「嫌!やめて!」
ともみは抵抗するが、引き起こされ、大男に羽交い絞めにされた。
「じゃぁまずはTシャツを・・・」
「いや、ちょっと待て」
優男がTシャツを脱がそうとすると、年上の男が制止した。
「お友達にはちゃんと『見て』もらわなくっちゃ」
優男がひとみの方を振り返ると、顔をそむけ、耳をふさぎ、狼藉を見ない・聞かない態勢になっていた。
「ほら、ひとみさん。ちゃんと見ないとこうですよ」
年上の男はそういいながら、ともみの耳を左右に引っ張る。
「痛い!ちぎれちゃう!」
「ひとみさんが見ない間はずっとこうしてますからね」
「痛い、やめて、やめて!」
「ならともみさんからもお願いしてください」
「・・・・」
「なら、これでどうです?」
「ぎゃぁ」
年上の男に加え、優男がTシャツの上からともみの乳首をねじるように引っ張った。
「お願い!ひとみ、私のほうを見て!」
友人のそのような姿は見たくなかったが、自分が見ないとともみが痛い思いをしつづける、という責めの前には、目を開かざるを得なかった。
「そうそう。もっと早くから素直になっていればいいんですよ。では・・・」
そういって、ともみのTシャツを脱がした。
思わず目を閉じるひとみ。
すぐにともみの悲鳴が聞こえ、眼を開けなおすひとみ。
同性であっても、普段は目にすることのない乳房があらわになっている。

4.

「さて、ひとみさん。ともみさんのおっぱいはどうですか?」
ひとみは言葉に詰まった。
親友のともみの乳房の品評なんできるわけなかった。
しかし、絶句していると、年上の男がともみの耳に手をかけた。
「あ・・・えと・・・かわいらしいと思います」
「大きさは?」
「小ぶりですが、形が綺麗です」
「自分と比べてどうですか?」
「・・・え・・・私のほうが大きいですが、形はともみの方が整っています」
「乳首の色は」
「・・き、綺麗なピンクです」
「自分と比べると?」
「・・・わっ・・・私の方が色が暗くて・・・」
「黒ずんでいる、ということ?」
「・・・はい・・・」
答えるひとみも、それを聞くともみも顔を真っ赤にしている。
「じゃあ、こっちはどうかな?」
年上の男はそういうと、ともみのパンティーを引き下ろした。
「あっ」
ともみは思わず足をすくめて、ひとみから見られないようにした。
しかし、年上の男と優男は、それぞれ片足を持つと、両側に割り開いた。
「嫌、やめて!。ひとみの前でしないで!」
ともみが悲鳴をあげる。
「ひとみさんに見てもらいたいんでしょ?」
「嫌!嫌!」
「そうですか?」
男たちはともみの乳首をねじったり、引っ張ったり、爪を立てたりする。
クリトリスもねじりながら引っ張り、また、恥毛も1本づつ抜き始めた。
「痛い!やめて!」
「どうです?見て欲しいですか?」
ともみは痛みに耐えかねた。
「はい」
「はい、じゃわかりませんね。どこをどうして欲しいのですか?」
「・・わ、私の・・・あそこを・・」
「あそこ、ってどこです?」
「・・・せ・・・性器です」
「他の言い方があるだろう?」
「・・・ぉ・・・ぉ・・・」
「聞こえないな。もっと大きな声ではっきり!」
「・・ひとみに、・・・わ・・私の、お・・・お○んこを見て欲しいんです」
「ほら、ひとみさん。ともみさんがそういってるんですから見ないと悪いですよ」
再び目をそむけていたひとみに声をかける。
「でないと、またともみさんが痛い目に会いますよ」
しかたなく目を向けるが、恥ずかしい部分を目いっぱい開いた、同性の無残な姿をどうしても正視することが出来ない。
つい目を背けてしまう。
ひとみが目をそむけるので、男たちはともみに対する責めを続けた。
「痛い!嫌!。ひとみ、見て!お願いだから!」
ともみの悲鳴に、意を決してともみの無残な姿を見るひとみ。
今度は陰毛の色や形、生え具合、あるいはクリトリスの色などを評価させられた。
その後、男たちはともみをつれ、牢屋を出て行った。
部屋にはやや上気して紅潮したひとみが残された。

To be continued


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